もう1か月以上経ったのか!と、オジサンの定型文から。
初バンテリンの前に、本拠地最終年1996年以来2回目のナゴヤ球場へ。
当ブログ開設当初の推し、福田コーチと平田コーチも元気そうでした。
ジャイアンツ3軍との練習試合で、ドラゴンズの出場メンバーもいわゆる半1軍の調整組はいませんでした。
全体の印象としては、当たり前とはいえ低調。一目でこれは近い将来1軍で!という選手はこの1試合では見当たりませんでした。シーズン中の練習試合ですし。
ただ、そんな印象を受けてしまう中でも投手陣は140キロ台は当たり前で150キロ越えもバンバン見られたので、本当に投手全体のレベルが上がっているというのはここでも実感しました。
ジャイアンツの先発、西川投手が純粋に良い投手だなあと。6回あたりに2点か3点をとりましたが(もう記憶が、、、)、ジャイアンツの守備が正直プロレベルではなかったので捕れる打球がヒットになってしまったからで、ドラゴンズのファーム陣はなかなか強い打球すら打てませんでした。
調べてみたら昨年の育成5位で、ドラフト前に支配下指名もあるかなと高校生投手の中では良いなとぱっと見評価一覧でも書いていた投手でした。
おお、あの投手だったかと自己満足。
ただ、先述の通り投手のレベルが上がっていて、小柄でMAXが140キロ台前半ではなかなか厳しくて、だからこその育成指名だったのでしょう。でも将来、支配下昇格の可能性はあると思います。
ドラゴンズの投手陣は、先発のマルチネスはいくらなんでもコントロールが酷くて×。
野中は故障から復活して144キロくらい出ていたので良かった良かったですが、それだけではなかなか厳しい世界で△。
ルーキー有馬はまずやっぱり長身が魅力ですね。近年のトレンドです。
長身を生かしてしっかり投げ下ろして140キロ台後半が出ていたし、変化球もよく曲がっていました。もちろん色々な面でまだまだこれからですが、楽しみな投手です。
故障続きの石川翔も復活していました。
まず、体がムキムキ(笑)
ブルペンの投球も迫力があったし、試合でも155キロまで出ていました。
それでもやっぱり課題のコントロールはバラバラだったし、155キロでも驚かない時代。
応援したい選手ですが、今年の支配下登録も無かったし、もうあまり時間はありません。
期待の2年目福田も復活していました。
150キロが出ていましたが、こちらもまだ荒れ荒れ。そこが良さでもあるので落合監督をはじめとした首脳陣の育成にファンは期待を託すしかありません。
育成2位の井上も投げました。
まだまだの一言。でも普通にこちらも150キロを計測。すごい時代です。
攻撃陣は全体的に低調。
ウエスタンで比較的結果を出していて数字上はどちらかが支配下かとも思っていた福元と川上でしたが、生で見るとパっと見だけで1軍選手との差を感じました。簡単に表現するとスイングが小さいですね。もっと大きくてかつ鋭く振れるのが1軍選手。
それができそうで期待大のルーキー森駿。
この選手を見たくて初コアラを諦めて東山動物園からナゴヤ球場に予定を変更したといっても華厳の滝ではありません。
恵まれた体格と雰囲気は期待通りで数年後が楽しみです。しっかりスイングすることを意識しているのが見てとれたしこのままの方向性で頑張って欲しいですね。
ただ、外の変化球を絵に描いたように空振りしまくっていたのでまだまだです。
あと、大型内野手あるあるの通り、守備も課題ですね。
フレッシュオールスターでは良かったという評価も聞きましたが、ここで見た限りでは守備の動きは不安満点。
肩は良いし、守備はある程度鍛えることができるので打撃と共に磨いて新バンテリンドームの申し子になってくれることを期待します。
もう1人、見たかった期待の山浅。
大怪我から復帰してとにかく元気な姿を見ることができて良かったです。
一段と大きな声を出して盛り上げたり、やっぱりノックでの動きや送球は素晴らしいなと試合前は期待を膨らませたのですが、試合の打席内容を見て期待がしぼんでしまいました(泣)
外が全く見えていません。
あれは経験で改善されるレベルでは、、、頑張って欲しい、、、
あとは、味谷の顔の小ささに驚いたとかー
そうそう、1番の収穫というか現地でした感じることができなかった発見を最後に。
育成の星野への歓声が1番大きかったことに驚きました。
正直、申し訳ないですが昨年で戦力外になると思っていたしドラフト5位指名もノーマークだったので結果論でなぜ指名したのかと、地元出身だからかと、ドラゴンズの低迷の一因をドラフトだとするならばその象徴とも思っていた選手です。
それなのに、星野が打席に入ると明らかに球場の雰囲気が変わったし、ヒットを打った時の歓声は本当にスタンドの人たちの愛情、期待を感じるものでした。
ああ、そういうことか。と。
長年疑問だったことへの答えがこの空気を実感して分かった気がします。
イチローを指名しなかったトラウマが大きかったのは記事等にもなっていますが、そのトラウマの大きさの計り知れなさ。それはそれはもう二度とそんなことは許されない空気になったんだろうなと。
地元ということの大きさ。
地元にチームが無く、遠く離れた地域のチームのファンである自分には分かりませんでした。
それが良い悪いは何とも言えません。地元にチームが無い自分には分かりませんし。
ただ、そんなことを実感したのは貴重な経験となりました。
確実に言えるのは、地元の大選手が出てきてくれればベストってこと。
たかや~~~~
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