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正捕手について(2020暮れ版)

間が空きましたが、前の記事の流れと、
ちょうど日刊スポーツWEB版に伊東ヘッドのインタビュー記事が載っていたので、
正捕手について書きたいと思います。

まずは、開幕前に書いた私の記事を振り返りましょう。

改めて、正捕手について(5月11日)

はい、まったくのハズレ記事になりました(爆)
ただ、キノタク無し→ありっちゃあ、ありという流れにして、
キノタクの上昇ムードは醸し出しているのでOKとして下さい(笑)

2019年の開幕前は完全に加藤推しでした。
しかし、2019年シーズンにそこそこ使ってもらった加藤は、
残念ながら期待通りにはいかず、キャンプOP戦で尻つぼみ。
特に、打撃が最低限を下回る印象でした。
そこで、郡司の打撃に期待したわけです。
8番が打てればどれだけ大きいかということはどこかで書いたはずです。
しかし、郡司の打撃も期待を下回ってしまいました。
捕手は守りがまず大事で、そこに神経を使う分、
ルーキーは打撃にまで手が回らないのは当然です。
にしても、もっと打てると思ったのですが、そこがハズレました。

そこで、加藤の肩(盗塁阻止)、郡司の打撃。
その期待した2点を両方クリアした上に、元々の守備能力を開花させたのがキノタクでした。
平均的に良いことが逆に開花を予感させなかったのですが、
それを良い意味で裏切ってくれました。

伊東ヘッド談(日刊スポーツより)
『一番は(去年主力だった)加藤が伸び悩んだところ。木下に出番がきた。』

伊東ヘッドもやはり加藤を1番手に考えていたようです。
開幕は加藤だったし、投手陣も加藤を推す声が多かったように記憶しています。

『捕手としての技術。取る、スローイング、構え方、座りがいい。
試合に出るうちに、性格が優しい弱点を克服した。
打つ方は元々、魅力があり、ここぞという場面で打ってくれた。
打つことで、いいリズムで守りに就けた。』
『投手の一番いいボールを引き出すことを覚えた。
使っている側も、あそこまでできると思っていなかった。』

リードについては100人いれば100人の考えがありますが、
伊東ヘッドから見て、期待以上に良くなったようです。
そして、個人的にはキノタクの弱点は全体的な鈍くささだったのですが、
そこが今年は感じることがありませんでした。
走塁は別として(笑)
体力的なものが原因でそう感じたのか分かりませんが、
とにかく一言で頼もしくなりました。
打撃に関しては何度も書いてきましたが、
弱点は恵まれたパワーを全く生かさない手打ち感でした。
見てて、外の甘い球をセンターから右へ打つくらいしか、
良い打球が飛ぶイメージが沸かない打撃でした。
たまーに突然変異的に引っ張ってホームランもありましたが。
それが、今年は開幕から絶好調でしっかり腰が回って引っ張れていました。
ここも体力的な部分で体が動くようになったのか何かは分かりませんが、変わりました。
そして、伊東ヘッドも言っているように、
ここぞの場面で打ってくれました。
これはここ何年もドラゴンズの下位打線になかったもので、
本当に頼もしかった。
8番が打てばどれだけ大きいか証明してくれました。

というわけで、私の期待の対象選手が外れただけで、
キノタクが正捕手で何の不満もありません(笑)

ただ、まだこれで正捕手が決まったかといえばそうではありません。
今年も好調にもかかわらずキノタクがスタメンを外れる試合がありました。

伊東ヘッド談(日刊スポーツより)
『100試合は出られる体力をつけて欲しい。
休みながら出させる余裕はない。
1人で1年をまかなって欲しい。』

つまり、まだ体力に不安があるということ。
来年が勝負の年になるでしょう。

『木下を頭と考えている。加藤の奮起も促します。
加藤が良くなれば、木下も良くなる。桂もいる。
来年はその3人かアリエルが捕手として本格的にやれるか。』

だそうです。
今年を見る限りでは、キノタク絶対有利ですが、
どうなるでしょうか?
来年が楽しみです。

ん?
石橋はまだ下で勉強ということでしょうか。
今のドラゴンズはその辺の仕分けはハッキリしています。
そして、郡司の名前も挙がりませんでした。
そんな評価なのであれば、1年、いや1日も早く打撃に特化させて欲しいですね。

よし、やっぱりまとまらない!
今日はここまで。


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コメント

  1. ナゴヤ球場前 より:

    正捕手争いもレベルが高くなってきて楽しみです。
    たしかに、SBだけは有望な若手の壮烈な捕手争いですが、他はドングリです。
    巨人の小林もどこかで常時出ればもっと活躍できると思いますが。
    桂が故障も癒え評価が少し上がってきましたが、まあ順当な判定でしょう。
    結局、郡司の肩では、いくら練習しても近本や周東には完敗だろうとの名捕手の御託宣が出たような感じです。スカウトの眼力通りでしょう。
    あとは石橋とアヤツグがどう活路を開くか、これまたみものです。

  2. ゴメゴメス より:

    >ナゴヤ球場前さん
    確かに、ドラゴンズ以外も捕手が固定できていませんね。
    比較すれば、贔屓目無しでドラゴンズは粒が揃っていると思います。
    桂も故障さえ無ければ十分やれる能力がありますし。
    その故障が問題なのですが(^-^;
    郡司は確かに警戒している場面ではアウトにできますが、
    隙を突かれると送球が乱れてしまいます。
    やはり1日でも早く打撃に専念してもらいたい選手です。
    その為にもアヤツグを獲得したのだと勝手に思ってます(笑)