2023ドラフト4巡目 福田幸之介 投手 履正社高校

●福田幸之介　履正社　左

・春センバツはエース。大型左腕。力強いが粗さ見立つ。C（7/23）

・大阪大会決勝を完封し甲子園決定。この結果は無視できない。C+（7/30）

・甲子園1，2回戦先発。低目の変化球で三振を重ねる印象。次の仙台育英戦に注目。C+（8/14）

・仙台育英戦は2番手で7回途中から。この大事な試合で先発ではなかったのは優勝を目指す上での意図として理解できる。スクイズで決勝点をとられたがこの夏で間違いなく評価を大きく上げた。C+（8/18）

ショート2連発指名で呆然としている中、折り返しの4巡目指名は履正社高校の福田投手。

雑感でも書きましたが、呆然としていて指名の瞬間は感想が浮かぶ余裕がありませんでした。

編成上毎年おさえてえておくべきで、比較的ドラゴンズは近年成功しているカテゴリーである高校生投手。1人は指名することは予想されていたし、通例3巡目か4巡目が妥当なところ。折り返しの4巡目なのでまさにそこでした。

ここで残っていた中では大方の評価としても順当な指名だったと今では振り返ることができます。

もし、リアルタイムで冷静だったと仮定して、そこで残っていた高校生投手で他に思い浮かぶのは幕張総合の早坂投手、愛産大工の天野投手、神村学園の黒木投手あたり。どちらかというと左が欲しかっただろうし、天野、黒木は他球団からも指名が無かったので、順当も順当だったでしょう。

冒頭のバババ評価を見て頂ければ分かる通り、個人的に夏前では指名候補とは感じていませんでしたが、夏以降に分かりやすく一気に評価を上げた投手です。

さすがに最初にCと書いてしまった手前、甲子園時点でも勝手に斜に構えて見ていたのですが、最後の最後、国体でさらに評判が良く150キロを計測したということで、これはどこかが指名するなと思っていました。

それがドラゴンズだったということで、全力で期待します。

力強い直球と低目へのスライダー、チェンジアップが武器という左投手の王道タイプ。

1コ上の森山と共に大きく育って欲しいですね。森山は残念ながら怪我をしてしまいましたが、復帰に向けての刺激にもなるでしょう。

落合コーチが2軍担当となったので、そこにも期待ですね。

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