2023ドラフト 2巡目:津田 3巡目:辻本

ドラフト2023

●津田啓史 三菱重工 East遊撃手 右

・高卒3年目。強打のショートとして1年目からレギュラー。振れるイメージだが突き抜ける感は受けない。C(10/1)

・ショートを守れて俊足。高卒3年目。打は突き抜けなくても改めて需要はある選手。C+(10/24)

雑感1,2でも散々書いていますが、改めてその瞬間は驚いた指名でした。

上記の候補一覧での自身のコメントを見ても、やはり中位下位指名でショートを指名するであろう候補の1人でした。

しかし、私の評価とスカウトの評価に乖離があっただけ。

名城大:岩井、大商大:上田を指名して3巡目で津田が残っていることを祈る。残っていなければ中位下位で他のショートを指名するという方針であれば、外から見れば全く叩かれることはなかったでしょう。

それでも津田を指名した。小山スカウトの熱意と立浪監督の要望が合致して実現したもので、もう信じるしかありません。

清水スカウトの熱意で東松という流れはちょっと予想(期待)していたのですが。

さて、バババ評価で『突き抜けない』と繰り返してしまっていますが、そこは今年目立った数字を残していない(打ちまくる映像が無い)という完全なるバイアスが掛かっています。バイアスって使ってみたかった

しかし、米村SDがトルプルスリーも狙えるとまで打撃も評価しています。

癖が無く右方向にも打てて足がある。3塁打が期待できる点は某ドーム向きと言えます。

とにかくキャンプから目立ってもらって、我々をギャフンと言わせて欲しいですね。

 

●辻本倫太郎 仙台大 遊撃手 右

・腰が低く野性味のある目立つ守備。打撃はクラウチングホームだがしっかり振れてパンチ力もある。補強ポイントなら欲しいはず。大学JAPAN選出。B(7/2)

『補強ポイントなら欲しいはず』と書いたのは、ドラゴンズには縁が無いと決めつけていたからで、コメントがこの1つだけというのもその表れでした。まだ津田は中位下位候補としての可能性を感じて直前にコメントを足していました。

まさか去年の今年で大学生ショートを指名するとは思っていなかったし、しかも2巡目でショートを指名した上で。雑感でも書きましたが、困惑して時が止まりました。

ただ、辻本はもちろん素晴らしい選手で、ここまで残っていたのは予想外。

そういう意味でも、今となってはそんな選手が入ることに素直に喜んでいます。

キャラクターも良くて、岡林とじゃれ合う姿が今から想像できます。

1個上の田中幹也との並びも楽しみですね。タイプ的に最大のライバルとなりますが。

野性味のある守備が売りで、田中幹也同様に衝突系だという懸念が言われるところですが、そこは本人も認識していて、衝突しないための工夫をしているとテレビ出演時に語っていました。ちょっと私には理解できない方法でしたが、『へのつっぱりはいらんですよ』的なことだと期待しておきます。

打撃は小柄ながらパンチ力があるのが魅力ですが、月並みですがプロでは苦しむでしょう。

何度も比較して申し訳ないですが、田中幹也は打撃もすぐ対応できそうな予感がありましたが、辻本は何となく苦しむような気がします。例によって技術的には表現できないパッと見の感覚ですが。そして、公式戦にまだ出ていない田中幹也が対応できるとは決まっていませんね。

今年のドラフト全体を見れば、ドラゴンズは即戦力投手枠を削って上位で2人ショートを指名した形になります。

これが成功だったと言われるように、2人にチームを変えてもらいましょう。

3年連続で同じようなことを言っている気がしますが!

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