近藤弘基 .186 2本 4点

  ウインターリーグで活躍中の溝脇について書いたので、
その流れで近藤について書きたいと思います。

まず、育成で入団した経緯はどうしてもコネの臭いがしてしまい、
失礼ですが、期待はしていませんでした^^;

それが、ここ数年1軍2軍の入れ替えですらフットワークが重く感じるドラゴンズにも関わらず、
シーズン中に支配下登録されるにまでなりました。
とにかく真面目な近藤という話ですが、相当な努力があったことは想像に難くないです。
支配下登録時には、守備力が評価されたということですが、
もちろん守備力だけで支配下登録が勝ちとれるわけがありません。
近藤の魅力は振れること、パンチ力です。
ウエスタンでの数字は良くなかったのですが、数字以上の魅力があったのでしょう。

実際、今年の成績はタイトルに書いた数字。
決して来年に期待!となるほどの数字ではありません。
でも、近藤には不思議な魅力があります。

誰が見ても分かるくらい、右肩が下がるバッティングフォーム。
キャッチャー目線でいくと、当然速い球とインコースが弱点だとすぐに判断できます。
右肩が下がる分、バットが下から出て遠回りするので速い球は厳しいはずです。
案の定、相手は忘れましたが3球続けてど真ん中に速球を続けて三振にとられた場面がありました。
当然、周りも自分もその弱点は分かってるはずなので、それでも変えられないのでしょう。
野球って難しい・・・(シミジミ
ではどうやって克服するのか?1軍でやっていくにはまずそこが課題です。
そして、インコース。
こちらも右肩が下がるとバットが遠回りするはずなので、捌けないと考えられます。
当然、真ん中で空振りをとれる程の球速が無ければ相手はそこを攻めてきます。
でも、説明がつかないようなバットの出し方で捌くんです、近藤は。
いつもとは限りませんが(笑)

C野村のシュートを打った第2号がそれでした。

そして、一番驚いた場面はCジョンソンのインコースを2塁打にしたこれ。

ちょっとこのバットの出し方は良く分かりません(笑)
とにかくうまく打ったとしか言えません。
解説の達川さんも大絶賛していますね。それが一番心配?(爆
平田もジョンソンのインコースは難しいと今日のサンドラで言っていました。
(サンドラ見れて嬉しいです。動画アップして下さる方に感謝)

結局、1割台の打率でシーズンを終え、台湾でも良い数字は残せていません。
あんなに難しい球を打てるのに何で??です。
そう、野球って難しい・・・(シミジミ2回目

ただ、そんな不思議な魅力が近藤にはあります。
期待しないでいればいつの間にか爆発する。
そんな期待をしていたいと思います。

あ、期待してるし。

ちなみに、お父さんのデビュー戦は有名ですが、
私も鮮明に覚えています。
試合中に外で家族と花火をやっていたのですが、
まだヒット打たれてないぞ!ということで急いで花火を消化してテレビの前に戻りました。
最後のバッターが篠塚で、ちょこーんとレフト前に打ちそうで嫌でしたねー。
それでも見事にノーヒットノーラン達成。
すごい高卒ルーキーだ!この先何勝してくれるんだろうとワクワクしたのですが。。
野球って難しい・・・(シミジミ3回目

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コメント

  1. ナゴヤ球場前 より:

     借用のY-TubeをLIVEで再現とは。しかし、この時だけのオンリーワン打撃ですね。
     まあ、出生時より野球漬けでしょうから、球サバキは慣れているかも。しかし、普通の速球にはドンズマリやサッパリ空振りが目立ち、しょせん、まだ育成あがり。
     まあ、中日の外野レギュラー陣は「弱肩・チャンスに凡打ばかり・あるいはすぐ腰痛などでベンチ」など、欠陥だらけの正選手ですから、体幹強化をすれば、あるいは、すぐ定位置をとれるかも。

  2. ゴメゴメス より:

    〉ナゴヤ球場前さん
    狙ってあの捌きが出来ているなら下で打ちまくってるはずですよね^^;
    ただ、出来ることは事実なので期待はもちたいです(笑)
    育成からここまできたのも期待以上なので、今後も期待以上を期待です。
    日本語おかしいですが(笑)