開幕戦(後編)

後編は攻撃陣を中心に。

7回まで大瀬良に捻られて0点。
しかも、そこまでも投球数が70球以下でした。
もう笑って忘れるしかない。
根尾のヒットと滝野のヒット&盗塁でポジる!
と、今回のブログは前編の蛇足部分が主体になる覚悟でした(笑)

8回先頭でチャンスを作ったのはキノタクでした。
右中間への打球は元々良いものがあったので、それが打てる球をしっかり。
盗塁も刺して存在感を発揮してくれました。
何よりも初の開幕マスクで勝ったことが嬉しいでしょう。
1試合でも多くマスクを被って優勝を目指して欲しいですね。
控えの桂と石橋も良い捕手なので、本当に一気に捕手が厚くなりました。
加藤の肩に望みを賭けていたのが昔のようです。
加藤も頑張って欲しいですが、この開幕2軍は首脳陣の意思を感じます。

その後、逆転に繋がる流れを作ったのが、代打福留の四球。
ここで四球をとれる選手がいませんでした。
野球の流れと言うのはオカルトだという意見もありますが、
私は絶対にあると思ってます。
捕手の端くれとしてはそれを大事にしてプレーしていました。
福留の四球には打点もつかないし打率も上がりません。
でも、それが無ければその後の7点全てが無かった。
そう言っても華厳の滝ではないと思うのです。
そこまでスイスーイのスイだった大瀬良が急に変わりました。
この試合初の四球だったし、完全な抜けたボール球すら初でした。
それだけ福留に『雰囲気』があるのでしょう。
もちろん、大瀬良で球数が劇的に少ないとはいえ、
終盤での疲労もあったでしょう。
ただ、そこでの福留というのが効いたのかもしれません。
そういう意味では代打で出したタイミングがバッチリだったし、
根尾をスタメンで代打に福留を残しておいた判断も正解でした。

その他の采配も、攻撃面はことごとく上手くいきました。
滝野はヒット&盗塁で良いスタートが切れたし、
終盤は、9回までというルールをしっかりと念頭に入れた采配。
根尾に代走高松を送って盗塁を決める。
そして、代打井領がしっかり前進守備の外野の頭を越す。
あの前進守備の頭を超すのは、強い頃のドラゴンズでよく見た光景です。
逆に言えば低迷期はよく頭を越されていました。
そして、その高松のところには守備固めの武田を入れる。
役割分担がしっかりとできています。
武田は珍しくエラーをしてしまいましたが(^-^;

この打てる手をしっかり打つという采配は、
当たり前のようで、低迷期は出来ていなかったことです。
出来る駒が無かったというのもありますが。
こういった点は昨年の後半から感じる点です。
攻撃面はかなりいい形になってきたのではないでしょうか?
あとは今後バント問題とランエンドヒット問題に注目します(笑)

投手陣はやっぱり不安は左の中継ぎですね。
福は明らかに昨年前半のできではないし、
今日の起用でそれでも役割は昨年と同じだと分かりました。
復調を期待するしかありませんが、心配です。

ロサリオーーーーー

マスターのタイムリーとビシエドの逆転アーチに触れていませんでした。
福留を絶賛しましたが、実際に逆転したのはこの2人の打撃です。
マスターは、よくあそこで引っ張りましたね。しかもゴロ(笑)
ゲッツーが多くてゲッツーが恐い場面であのバッティング。
リアルタイムはラジオだったのでヨシ!でしたが、
映像で見ていたら恐らく打つ瞬間にヒヤっ!としたことでしょう。
そこがマスターがレギュラーを掴んだ強さなのかもしれません。
結果抜けたのだからOKです。
あと、見てる方はヒヤっとしても野手の間を抜けるということは、
やってる方としては良い打ち方ができていたり、
甘い球を打ったりと、ヒットになる理由がちゃんとあるものです。
野球って本当に良くできているので。

ビシエドのホームランは、軽く打ちましたね(笑)
ラジオでも打った瞬間という感じの実況ではありませんでした。
「ライトスタンドへ流し込んだ」
という言い方をしていましたが、映像で見たらまさにそうでした。
ビシエドの上手さとパワーを見せつけたホームラン。
バンテリンドームのフェンスという難敵が無ければ(笑)
なかなかライナーを打つタイプなので終わってみれば本数は少ないでしょうが、
こういった4番らしい働きを1試合でも多く期待したいですね。

7点に2度絡んだ大島が目立ちませんが、そこが大島の素晴らしさ。
良い時は普通。悪い時だけ叩きたくなる。
それが大島です。

これでも書ききれてない気がしますが、まだ1試合目なので、
調子に乗らないようにします。
数日後にはめっちゃくちゃ愚痴ってるかもしれませんし(笑)

ポチ感謝です
にほんブログ村 野球ブログ 中日ドラゴンズへ

ポチ感謝です
にほんブログ村 野球ブログ 中日ドラゴンズへ


コメント