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勝負の「活躍2年目」岡林

岡林2022年成績
試合 142
打率 .291
安打 161
二塁打 25
三塁打 10
打点 32
得点 58
盗塁 24
出塁率 .329
長打率 .373

高卒3年目でタイトル獲得。
最多安打というタイトルの自体の価値はともかく、
最終戦まで争った中で獲ったことが価値あり。
怪我をしながらスタートしたこと。
シーズン中に落ちたところから盛り返したこと。
一過性の輝きではないと思わせる要素は盛り沢山。
それでも2年連続で活躍することが難しい世界。
そして、2年連続で活躍して掴めるのがレギュラー。
今年がその勝負の年です。

岡林のパッと見の良いところは、
何度も書いてきましたが、テイクバックで右腕が伸び切る所。
あれがなかなかできないんです。
誰も聞いてないでしょうが、私はできません。
高校時代、だったら構えから伸ばそうとしましたが、
練習で1日だけ良い感じになったものの続きませんでした。
捕手目線で見ても、引き腕が伸びている打者はどのコースでも打ち返されるイメージが湧きます。
(パッと見の良いところというのは捕手目線なのですが)
その良いところが固まっていて崩れません。
そのテイクバック時にバットが背中側まで入ってしまって、一時期不調に陥ったそうです。
それを立浪監督のアドバイスで修正して盛り返したとの本人談。
立浪監督にアドバイスされた選手がダメになるという風潮の中、
しっかりプラスにしている点も良い所で、野球に対する賢さがあるのでしょう。

それは、守備の急成長でも感じられます。
今では信じられませんが、一昨年までは守備が下手な部類でした。
解説者も「こんなに上手くなるとは」と驚く成長ぶり。
投手出身で経験が無かっただけでした。
経験を積めばグングン上手くなる福留パターン。
長年のセンター後継問題が解決しました。

そして、物怖じしないキャラクターも素晴らしい。
実は繊細という話もありますが、外から見て頼もしい限りです。
今年も活躍して、郡司や加藤翔との絡みを見せて欲しいですね。
その為には郡司も活躍しないと。

ホームランはゼロでしたが、三塁打10と盗塁があったので、
いわゆるアヘ単とは違います。
さらに長打率と盗塁数を伸ばしてくれれば屈指の1番打者になるでしょう。
それで来年WBCだったら文句無しに代表でしたね。
今回選ばれても良いくらいですが。
それはさすがに贔屓目か。

繰り返しますが、勝負の年です。
完全に1番に定着して3割打ってくれる期待をしてしまっていますが、
2年連続で活躍するのは難しいということも念頭において応援します。

 

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